見どころ1オランジュリー美術館とは
フランス・パリ1区コンコルド広場の隣、テュイルリー公園の中のセーヌ川に面して建っている美術館です。
もとはテュイルリー宮殿にあったオレンジ温室でした。
1927年、モネの代表作『睡蓮』の連作を展示するために美術館として整備されたという経緯があります。
オランジュリー美術館に展示されている代表的な作品は以下の通りです。
クロード・モネ『睡蓮』
オーギュスト・ルノワール『ピアノを弾く少女たち』『風景の中の裸婦』『長い髪の浴女』
パブロ・ピカソ『水浴の女』
ポール・セザンヌ『・セザンヌ夫人の肖像』
モディリアーニ『ポール・ギヨームの肖像』 など。
見どころ2ルノワールの代表作『ピアノを弾く少女たち』
オーギュスト・ルノワール『ピアノを弾く少女たち』1892年頃の作品です。こちらの画像は横浜美術館前の看板。ルノワールの作品の中でもとっても有名なものですね。図録の表紙にもなっています。
こちらが図録。
そしてチケットです。
見どころ3パリに恋した画家たち13作家の名品
展示されている画家は、
展示作品順に
アルフレッド・シスレー
クロード・モネ
オーギュスト・ルノワール
ポール・セザンヌ
アンリ・ルソー
アンリ・マティス
パブロ・ピカソ
アメディオ・モディリアー二
キース・バン・ドンゲン
アンドレ・ドラン
マリー・ローランサン
モーリス・ユリトロ
シャイム・スーティンです。
そのほか、資料として
ポール・ギヨームのデッサン
雑誌『パリの芸術』
映像『ポール・ギヨーム画廊でのキュビスト展』記録映像
マケット『ポール・ギヨームの邸宅:食堂』『ポール・ギヨームの邸宅:書斎』が展示されています。
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見どころ4画商ポール・ギヨーム
当時の写真や資料に基づいて再現した模型(1/50)です。
こちらは書斎。
こうやってみると本当の書斎みたいですね。中央に映っている大きな絵はアンドレ・ドランの作品ですね。
こちらは食堂です。
食堂の中央にもアンドレ・ドランの『台所のテーブル』が飾られています。
左下に『踊り子ソニア』も飾ってあります。
アンドレ・ドランが伝統に回帰し、古典的な画風に戻った1911年ころにドランはポール・ギヨームと出会ったようです。
1916年には、ギヨームの画廊で個展が開催されました。
1924年にドランはギヨームと正式な契約を結び、ギヨームが他界した後は、ギヨームの妻ドメニカ夫人にも評価され、28店の作品を所持したそうです。