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ウォーキングの距離はどのくらい?自分の速度は知っている?

50代女性のウォーキング

ひとりでお出かけ50代女性歩く速さ

50代女性の方の中には、ウォーキングをしているという方もいらっしゃいますよね。アプリを使えば、歩いた時間や距離、消費カロリーまですぐに表示されるので、目標も立てやすく楽しく取り組むことができます。

歩いた距離や消費カロリーがわかれば、別に歩く速度なんて知らなくてもよいと思うかもしれませんが、自分の歩く速さはどれくらいなのかを知っておくと便利なこともあります。

徒歩〇分って?

たとえば、不動産物件を探していると見かける『徒歩〇分』。

これは、何を基準にして計算しているのでしょうか。

不動産に表示されている『徒歩〇分』は徒歩所要時間といい、80mで1分間として計算されています。

これは、「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」の第5章、表示基準第10条「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」(8)(9)(10) において、徒歩による所要時間は、道路距離80mにつき1分間を要するものとして算出した数値を表示すること」から割り出された時間です。

つまり歩く速度を分速80mとしていますよ、ということでもあります。

駅から徒歩10分と表記されているのであれば、駅から800mの距離にあるということで、また分速80mなら10分かかりますということになります。

では実際、自分が徒歩10分という場所まで行くのに、本当に10分で行くことができるでしょうか。

自分の歩く速さを知っていないと、10分間で着くと思っていたのに、遅れてしまったということになりかねません。

50女性一人でお出かけバス

厚労省の資料と比較

比較といえば、厚生労働省が作成した『ウォーキングブック』の『歩く能力の測定方法(1周400mのトラックを歩く場合)』では、

400mを普通の速さで歩くと、5分30秒かかることから分速73mと記されていました。

ちなみに計算法方法は以下の通りです。

5分30秒で歩いた:1分間に進む距離(400m÷5.5) 73m

※参照:厚労省:『ウォーキングブック』(測定対象の年齢は不明)

このデータと不動産で表示されている分速80mを比べると、徒歩所要時間の方が早歩きということがわかりますね。

ここまでのまとめ

徒歩所要時間は分速80m

厚労省参照の普通の歩く速度は分速73m

自分の歩く速度もせっかくなので調べてみましょう。

速さの見当をつける

小学生の算数で大切なことは、普段の生活で『見当』をつけられるようになること。

もちろん、数学の基礎となるものですが、それよりもざっくりと見積もることのできる力を養うことが大切です。

距離でいえば、どれくらい離れた場所にあるのかな?

歩いても間に合うかな?走った方がいいかな?というようなことを、ザックリ頭の中で見積もることのできる力をつけるために私たちは勉強してきました。

知らず知らずに活用しているのですよ。

ここでいえば、自分の歩く速さは、『徒歩10分』と表示されているものと、自分が実際にかかった時間を比較すれば、自分が歩くのが速い方か遅い方かがわかるのが、『小学校の算数』の学びの成果です。

せっかくなので、私が実際に測定してみることにしました。

面倒だ!あまり興味がない!という方は、ジャンプしてくださいね。

自分の歩く速さの計算

私の場合は、右の足のつま先から1歩前に出した左足のかかとまでが約20cm。

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そして靴のサイズが23cmなので1歩は約43cm(0.43m)と考えます。

50代女性ひとりでお出かけ

1分間で235歩進むことができました。

何m進むことができたか計算してみましょう。

m(メートル)に単位を合わせて43cm=0.43mで計算します。

(歩数)×(1歩で進む距離)=(1分間に進んだ距離)

(235歩)×(0.43m)=101.05(m)

この場合は、分速約101mで歩いています。

これは早歩きですね!はりきってウォーキングをしているときです。

生活活動って?

50代女性これからの暮らし方ひとりでお出かけ
rico
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厚労省のホームページをみると、普通歩行や早歩き(速歩)は「運動」ではなく、「生活活動」に分類されています。
運動とはいえないなんてちょっとガッカリね。
rico
rico
厚労省では「身体活動のうち、日常生活における労働、家事、通勤・通学などのことを「生活活動」として示しています。
例えば、買い物や洗濯物を干すなどの家事、そして犬の散歩や子どもと外で遊ぶといった生活上の活動、さらに通勤や営業の外回り、階段の昇り降り、荷物を運ぶことも生活活動としています。

これらの「運動」や「生活習慣病」「生活活動」などのことはホームページ(厚生労働省ホームページ)で詳しく解説されていますので参考にしてみてくださいね。

厚労省eヘルスネット
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-01-002.html)

ウォーキングとは

厚生労働省によると、ウォーキングとは、

『「歩く」という老若男女を問わず行うことが可能な活動を、動作の質や強度を考慮することによって、健康増進や生活習慣病予防のための運動とすること』

(出典:厚生労働省e-ヘルスネットhttps://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-080.html)

『歩く』ということを『運動』として行うことがウォーキングということのようです。

ただ単に買い物に行くために歩いている・・というのは、ウォーキングにはならず、『生活活動』に当たるようですね。

その違いについては、さらに深く調べて追記します!

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