チューリップの球根を植えてみませんか?
10月になりました。
まだまだ暑さの残る日もありますが、季節は秋へと向かっている今日この頃。
先日ホームセンターの前にこんな立て看板をみつけました。
「チューリップの球根、入荷しました」
花の中でいちばん好きな花はチューリップ
みなさんは
「いちばん好きな花は何ですか?」
と聞かれたら、どの花を答えますか?
私は「チューリップ」と答えます。
チューリップならどの種類でも好きですが、中でも八重咲の薄桃色のチューリップが大好きで、毎年プランターで栽培しています。
【アイリスオーヤマ公式】アイリスプラザ
今年もチューリップの球根を育てようと思いましたが、ちょっとだけ変わった育て方をしてみようかな?と思っています。
【アイリスオーヤマ公式】アイリスプラザ
チューリップの花言葉
チューリップの花言葉は「思いやり」。
そしてチューリップには色ごとに別々の花言葉もあります。
私の好きなピンクのチューリップは「誠実な愛」。
赤は「真実の愛」、白は「失われた愛」などです。
チューリップとしての花言葉が「思いやり」なので「愛」に因んだ花言葉なのでしょうね。
男性に送るときは白いチューリップにしない方がよいかもしれません。
いえ、赤いチューリップには「愛の告白」という意味もあるようなので、こちらをうっかり男性に送って誤解されないようにしたいものです。
けれど花言葉に詳しい男性の方が少ないかもしれませんね(笑)。
まあ、念のため豆知識として覚えておく程度でよいでしょう。
チューリップってどんな花?
チューリップは学名はTulipa。
鬱金香(ウコンコウ)という和名もあり、日本には古く江戸時代に入ってきました。
ユリ科チューリップ属の花です。
原産地は中央アジアから地中海の辺りでトルコが原産といわれています。
今ではたくさんの品種改良がされていて、色が豊富でピンク、赤、白のほかに黄色、オレンジ、ムラサキ、そして黒や緑色まで揃います。
寒さを乗り越えて開花するチューリップ
私が小学校の先生をしているときに、飼育栽培委員会の担当になったことがあります。
そのとき、高学年の子どもたちとチューリップの球根を植えるために栽培の仕方を調べていました。
ふと、(チューリップは暖かくなる前から花屋さんに並ぶけどなぜ?)
と思ったことがあったのです。
調べてみるとチューリップを真冬に出荷させるには、特別の栽培過程が必要だとわかりました。
その方法は『バーナリゼーション(春化)』といって、球根を冷蔵庫などに一定期間置くことで、冬の低温状態をつくり、そのことによって発芽を誘導させるという人工的な栽培方法です。
チューリップにとっては不自然なことで、ありがたいことではありませんが、すごいですよね。
けれど私が驚いたのはその栽培方法ではありません。
チューリップのように
『寒い冬を乗り越えないと花を咲かせることができない植物がある』
ということに感動してしまったのです。
それはチューリップに限ったことではありません。
植物には低温要求をする植物があり、多くの温帯植物や実の成る植物などに『寒さを超える』ことが必要な植物があります。
それを知った時期が自分に重なったのか(何か辛いことでもあったのか?)、一般的なこととして感動したのかは全く覚えていないのが残念ですが、このお話は機会があるとクラスの子どもたちに話していました。
この話を知ると、ますますチューリップが愛おしくなりますよね。
今年はぜひぜひ健気なチューリップちゃんを育ててみてください。
【アイリスオーヤマ公式】アイリスプラザ
ちょっと変わったチューリップの栽培を試してみる
ということで、今年はチューリップのバーナリゼーションを自分で試してみようかな?と思っている私です。
早咲きのチューリップを育ててみようかなと・・。
ちょっとエゴイスティックな感じですが、ていねいに育ててあげたら許してくれるかな?はじめてのことなので、経過をお知らせして、もし上手に育てることができたら正式にご紹介しますね。
まずは、冷蔵庫を5℃に設定して8週間位冷蔵庫で保管してみます。