図書館司書で仕事を続ける!資格取得の方法とは?
65歳定年の話を書いたかと思ったら、もう70歳定年の話が新聞記事に書いてありました。
働き方について、私たちは真剣に考えなくてはならないときがきているようです。
ここでは、50歳からの働き方のひとつとして『司書』を選んだ際の資格取得方法をご紹介していきます。
なぜそれを選ぶのか
まず、ここでご紹介していくのは一般的な図書館『司書』です。
学校の『図書室の先生』(司書教諭)ではありません。
50代の私たちがこれから『キャリアアップ』または『キャリアチェンジ』をするには、意識を変えることが大切なのではないかということは、別の記事で書いてきましたが、では、そのために具体的にはどのようなことをしたらよいでしょうか。
その前に少しこんな話を聞いてください。
私の周りの現役を引退した先生をみていると、退職されてからは教職はせずに、まったく違った仕事に就いた方が、とても生き生きと仕事をしている姿が印象的です。
飲食店を経営されたり、農業をされたり、販売職に携わったり、それまでできなかったことを選択した方は、そろって、
「楽しく仕事をしている」
とおっしゃいます。
とても素敵ですよね。
どうしてなんだろうと何人かの先生にうかがってみると、
共通していたのが、
『自分がしてみたかったこと』
をしていたということ。
つまり、
自分がしたかったことをやってみた
ということなのです。
図書館で働いてみたい
ということは、そう思ったことのある方、そう思っている方は、それをやってみる価値はあるということですよね。
仕事が楽しいと思えるかもしれませんし、これがまさに天職と思えるかもしれません。
今さら資格取得?などと思わず、ポジティブに資格取得に挑みましょう!
願いは叶う・・よりも叶える!の方が楽しいじゃないですか!
では、図書館で働いてみたいと思っている方に、そのルートをご紹介していきますよ!
図書館司書の資格がなくても採用してくれる図書館もあります。
資格取得のルート
まずは、この図をみてください。
文科省のホームページをみながら、フローチャートを作成しました!
高等学校を卒業した場合、
①短大・大学・高等専門学校に進んで、科目を取得し卒業する
②短大で科目を履修し卒業した後、司書講習を受ける
このどちらかが最短ルート。
そして短大・大学卒の場合
①『司書講習受講』
が最短ルートになります。
ただし、司書講習は年に1回、7月~9月にかけて全工区9大学程度で実施されるそうなので(文科省HPより)、その時期に講習を受講できる場合の最短ルートになります。
それが難しい場合は、大学や短大の授業を受講した方が早いかもしれません。
一応の最短ルートを示しましたが、本当に最短になるか、そして資格が取得できるかは自分次第ということになってしまうのですが・・。
おすすめの取得方法
たとえば、短大や大学の科目履修をすると決めた場合、現役世代の学生と一緒に授業を受け、単位を取得することも可能ですが、それよりは自分のペースで学習を進めることができる『通信制』で学ぶ方が私はおすすめ。
最近の通信制大学の授業は、テレビやラジオ放送というものではなく、ネットからのオンデマンド学習が主流になっています。
好きな時間に好きなだけ学習できる方式なので、とても自由度が高く、自分のペースがつくりやすいです。
私は昨年、この方法で教員免許更新の単位を取得しました。
とても学びやすかったです!
ちなみにテストも自宅受験できたのには驚き!
今の学校は進化しているなあ・・と思いました。
司書になるための科目
「司書」の資格を得るには「司書養成科目」を受講します。
司書養成科目が開講されている4年制大学は約160大学、短大は約60大学もあるようです。
私がおすすめする通信教育も大学が9校、短期大学が2校ありました。
それぞれ特徴がありますので、ホームページで確認してみてください。
電話で個別に相談にのってくれる大学もあります。
50代ということで尻込みをせずに、楽しく何かにチャレンジすると気持ちもアップしますね。
私はそう思えない・・という時期もあったので、そう思えない時期に無理をする必要はないと思います。
やる気になったら、できそうかな?と思ったら、まずは少しでも動いてみるといいかな?
そんな風に感じています。