黒糖ミルクのタピオカ入り
50代の方がはじめて口にしたタピオカは、おそらく『ココナッツミルクタピオカ』ですよね!中華料理のデザートにココナッツミルクタピオカがでると、「カエルの卵だよ!」なんて変な冗談をいう上司や友人、いましたよね。
黒糖ミルクタピオカの作り方
まずは結論から。
おそらく自宅でおいしくてしかも簡単な黒糖ミルクタピオカをつくる方法は冷凍タピオカを使うことだと私は思います!
そのほか『おいしい』にこだわるなら、『乾燥タピオカ』を茹でてつくること。
冷凍タピオカを使っても、想像以上にお店のものに近いタピオカドリンクが出来上がります。
おいしいタピオカドリンクをつくる方法
・乾燥タピオカを茹でてつくる
・冷凍タピオカでつくる
タピオカドリンクのベース
タピオカドリンクのベースは、紅茶やミルクのほかに、ヨーグルトやオレンジ、アップルなどのフルーツジュースのベースもありますね。
ジャスミンティーが好きな長男からはジャスミンティーベースを、ミルクティー好きの次男からはミルクティーベースをすすめてもらい、どちらもおいしくいただきましたが、私は牛乳好きなので、ミルクベースが一番好みです。
とりあえず、一通りは試してみて、好きなものがハッキリしましたが、結局は予想通りでした!
タピオカって何?
50代の女性にとって『タピオカ』は新しいものではありませんよね。
若いころは中華街などのお店のメニューに、『タピオカ』というデザート名はなく『ココナッツミルク』という名で記載してあったような気がするのですよ。だからこそ、あの『プチプチ』を『カエルの卵』とか言っちゃうことができたのではないかと・・。
いずれにしても、あくまでも主役はココナッツミルクでした。ココナッツミルクなんて、中華料理店でしかいただけなかったですから・・。
今では、おうちにいてもお取り寄せできてしまう時代です。
コースでは、このココナッツミルクの他にも、マンゴープリンが出されるお店もあり、そちらも新しく斬新なデザートでした。
マンゴープリンもお取り寄せできますね。私はとろけるタイプのマンゴープリンが好きでしたが、当時はまだ少し硬めのものを提供するお店が多かったような気がします。
そして当時は、いろいろな新しいデザートが流行り出しました。
ティラミス、クレームブリュレ、ナタデココ、パンナコッタなど、いろいろなブームが次々とやってきましたね。
ティラミスは教師になって間もないころ、今では大親友となった友人と一緒にスキーに行ったとき、ペンションのデザートで出していただいたのを今でもよく覚えています!
低糖質のティラミスも魅力的です。
ヴィーガン対応のマクロビケーキのティラミス。白砂糖不使用です。
コストコには行かなくてもコストコのティラミスが通販でも購入できます。
クレームブリュレはカラメルがパリパリしている方が好きです!
バブルスイーツ先駆者ココナッツミルク
青春時代とても好きだったあの味『ココナッツミルク(タピオカ)』。
中華街に行くときはメイン料理よりも「ココナッツミルク」が目当てといってもよいくらい大好きでした。
今では、スーパーでもネットでも買うことができるので、ときどき購入し、おいしくいただいています。
で、ふと疑問に思ったことがあります。
台湾スイーツ?中国点心?
それは、今は『台湾スイーツ』のタピオカですが、私のもともとのイメージではタピオカスイーツは『中国点心』。
同じタピオカスイーツでも流行の「もと」は別ルートなのではないかと・・・。
あまりこだわることでもないかな?という気もするのですが、気になったので少し調べてみました。
結果はタピオカミルクティーは台湾発祥、ココナッツミルクタピオカは中国発祥。
〈タピオカミルクティー〉
台湾発祥
1983年創業のお茶専門カフェ春水堂(チュンスイタン)が発祥のお店
※諸説あり
〈ココナッツミルクタピオカ〉
中国点心として古くからある
※始まりの時期は不明
タピオカのもと、キャッサバの原産地は南米です!
タピオカの種類
この小さいタピオカは『タピオカパール』と呼ばれるタピオカです。
ココナッツミルクに入っている方ですね。
こちらもキャッサバの根茎でつくられているので、今流行っている大きな粒のタピオカと同じ原料です。
ビックサイズのタピオカは、タピオカパールよりもモチモチ感がすごいのが魅力!
黒糖シロップの作り方
ある日、スーパーで『タピオカ』が売っていたのを発見。100円という価格だったので試しに購入してみました。
黒くて大き目のタピオカですが、袋から開けてそのままいただけるというのが、手軽すぎて、モチモチ感を出しにくかったかなという感想。
自宅でタピオカのモチモチ感は、なかなか難しいのかも?
ミルクベースの方は黒糖+牛乳にしてみました。が、それだけでは何かが違う感じ。
それでピン!ときたのが練乳。
練乳+黒蜜は抜群の相性で、ほぼお店の味に仕上がってくれました。
お・い・し・い‼
ブラックタピオカの作り方
乾燥したタピオカを茹でて作ってみたら思いのほか簡単でした!
ブラックタピオカの作り方
①乾燥タピオカの約10倍の水を沸騰させてタピオカを茹でます。
②45分位煮ます。(表示では60分位となっていましたが、私は試食しながら45分位の少し芯が残っているなあ・・という感じでストップしました。)ここはお好みで。
③茹でたタピオカを冷水にさらしてザルなどにあげておきます。
③あらかじめ作っておいた黒糖シロップ(黒糖+水、1:1の同量)にタピオカを入れて10分位煮ます。
⑤黒糖シロップが煮詰まってきて、タピオカが好みの固さになっていたら出来上がりです。
※乾燥タピオカは1袋にたくさん入っています。1度にすべて茹でて冷凍するのがおすすめです。
黒糖シロップは、沖縄県波照間島の黒糖を使ってみました。
あまりにおいしくて、途中で味見ばかりしてしまいました。
温かいタピオカは少しくらい芯が残っていても甘くてモチモチしておいしいです!
いただく分だけ出しておき、残りはジップロックに入れて冷凍保存しました。
乾燥タピオカは、プロも愛用するこだわりの小麦粉100種類以上!パン・お菓子作りの材料専門店【TOMIZ(富澤商店)】で購入しました。
このままでもすごーっく美味!
冷凍タピオカも美味
自分でゆでて、冷凍しておく方法もよかったのですが、もっと簡単でしかもモチモチしていて美味しいものをみつけました。
スーパーでは4袋入りで400円くらいでしたが、もっとお得なものを発見。
それがこちらです。
レンジで1分間加熱して出来上がり。35杯分のタピオカが入っていて1,468円です。
富沢商店の乾燥タピオカも抜群においしいけれど、こちらはレンジで1分間加熱をするだけなのでとても簡単!それなのにきちんとモチモチ感があります。
お手軽でおいしくて価格も魅力ならと、私は冷凍タピオカを冷凍庫に常備しています。お風呂上りにピッタリ!
まとめ
私たちの青春時代は、スイーツをはじめ新しいことがたくさん入ってきた時代でしたね。ネットでの通販なんて、今思えば想像もしていませんでした。
「あおはるかよ!」というフレーズを耳にしたことがありますが、『青春』などという言葉はきっと今の若い人たちはあまり使わないのでしょう。
確かにちょっと恥ずかしい感じがある言葉ですよね。
けれどおそらく、今の若い方たちの想像する『青春』と、私たちが経験した『青春』は、ずいぶんと違うのではないかと思います。
そして何より、振り返る年齢の今だからこそ使える言葉、でもあるのかもしれません。