ワンピースのスカートが透けるときの対策
夏用のワンピース。裏地がついていないものが多いので、透けないように裏地をつけてみました。
暑がりな私が、キャミもスリップもぺチも無理!と思って考えた苦肉の策をご紹介しますね。
裏地の付け方
ご紹介する前にお話ししておきたいことは、とても大切なことで、この方法は、正式な方法ではないということです。
大雑把な私が、できるだけ簡単に目的を果たしてくれるように考えた自己流です。そう思って読み進めていただければ幸いです。
既成品ワンピースの裏地の付け方
①ワンピースのウエスト周りと丈を測る
②布を裁断する
③裾の始末をする
④ワンピースを裏返し、身頃とスカートのつなぎ目(縫い代部分)に裏地を縫い付けていく
⑤脇の始末をする
(所要時間 約45分間)
ざっとこんな感じです。
この方法のヒントになったのは『キャミソール』です。
これまで『透け』にはワンピース+キャミソールで対策をしていました。
私が使っているキャミソールは、特にフレアになっているわけでもなく、ストンとした超シンプルなもの。ずいぶん前に購入したワンピースにセットされていたキャミソールです。
妙に簡単なつくりのキャミソールですが、とても楽。
これがヒントになりました。
筒状でも窮屈じゃないなら、ワンピースに合わせてフレア(ギャザー)をつくらなくてもよいのでは?と思いました。
ストライドが広いわけでもないし・・・。
膝上にすれば、歩くのに支障はないのでは?
と考えました。
ちなみに、市販のペチコートでいいよね?と思われるかもしれませんが、私の場合、おなかにゴムが当たると苦しく感じるので、ペチコートは×です。
裏地のつけるイメージ
・ウエスト切り替えのワンピースに限る
・布地の耳の部分を利用する
・膝上
・筒状の裏地になる
この方法でスカート部に裏地をつけることができるワンピースは、頭からスポッと被ることができて、ウエストにもゆとりのあるタイプのワンピースです。
被って着ることができても、ウエストが絞ってあると、窮屈な裏地になってしまうので、この方法は向きません。
なぜなら、ウエスト周りの寸法で筒状の裏地になるからです。
付け方を解説
①まずは裏地として必要な布の長さを測ります。
〈ウエスト〉
ワンピースのウエスト周りの長さを測ります。
メジャーで測ってもよいですし、紐でグルっと巻いて測ってもよいですし、こんな風に直接布地を置いて測っても大丈夫。
〈丈〉
ウエストから膝のやや上までの長さを測る。
好きな方法で測ってください。
②布を裁断する
③裾の始末をする
3つ折りでアイロンをかけ端ミシンをします。
④ワンピースを裏返し、身頃とスカートのつなぎ目(縫い代部分)に裏地を縫い付けていく
ウエスト部分の縫い代に生地の耳(強く織り込まれていてほつれない端部分)を合わせて縫っていく。ぐるりとウエストを1周。
⑤脇の始末をする
脇は折り伏せ縫いをします。(折り伏せ縫いの説明は明日追記しますね。)
完成!布の採寸から完成まで約45分間くらいでできました!
実は初めてのときに膝よりも長く作ってしまいました。
これでも大丈夫だったので丈直しはしていません。けれど膝上丈の方が楽!
裏はこんな感じです。
表から縫った付近をみるとこんな感じ。
2本の縫い目は最初からあったので、裏地つけで出ている縫い目ではありません。
まとめ
既製品のワンピースに裏地を付けられるの?と思いましたが意外に簡単にできました。
ただし、付けられるワンピースには条件があります。
でも、ほかのワンピースにもできるかも・・。考えてみようと思います。
ちなみに、もちろんポケットは裏地を付ける前と何ら変わりなく使えます。
こちらの記事もいかがですか?