おうち時間を楽しくするお片づけ
休日を家で過ごすなら『お片づけ』をしよう!と思った私。この機会に家中をスッキリしようと決めました。在宅ワークの仕事をするようになって、なんとなく増えてきた仕事の資料や本、ノート、コピーした紙類なども含めて今まで放置していたクローゼットなども見直し!いらないものや意外なお宝があるかもしれません。
在宅ワークは部屋が散らかる?
在宅ワークは自宅で仕事をすること。パソコンひとつあればできると思っていましたが、実はそうでもありません。数日、数週間であればそれですむかもしれませんが、私のように何年も在宅ワークをしていると、資料や関係書籍、筆記用具や文房具、私の場合はそれに加えて絵の具や色鉛筆、マーカーといったたくさんの道具がみるみるうちに増えていきました。
日頃から整理整頓は心掛けてはいるものの・・・、
ゴチャゴチャしている!
お部屋の中を見渡してみると、モノの多さが目につきました。
片づけたい!
このところ、家族も自宅にいる時間が長いので、よくよく家中をみてみると、あそこもここも、スッキリしない・・。
というか、
なんだかうっとおしい!
家族全員の家にいる時間が長いせいか、我が家の住人がだらしがないのか、いずれにしても何だか整然としない家の中という現状です。
お片付けしかない!
ちょうどタイミングよく、昨年の台風で壊れた『物置』の撤去作業も先週から始まりました。
すべて捨てる
ということで、家中のお片付けをすることにした私。本当は家の中から片付けたかったのですが、物置撤去の都合上、庭からということになりました。
さっそく物置の中身を庭に出します。思いのほか量が多いことに驚きです。
業者さんに中身もすべて処分してくださいと言ったものの、いざその中身を見ると興味津々なものばかり。
実はこの物置は母が設置したため、私は物置に何が入っているか全く知らずにいました。中にあったずっしりと重い、段ボールや収納ケースの中身はなんとそのほとんどが書籍やノート類。
捨てなきゃ!
いろいろ手に取って眺めていると、お片付けは先に進みませんよね。
でもねぇ。
1975年出版・・なんていう書籍や雑誌の付録。妹と私が小中高校の時に使っていた教科書。算数のノートや漢字練習帳、作文。『キャンディ・キャンディ』のコミックや『小さな恋のものがたり(チッチとサリー)』などを見た瞬間に幼き頃の自分が脳裏に蘇ってきました。絵本もたくさん!
大学のテキストなどもありました。教員採用試験対策問題集なども。赤本もありました。
母には、なんでもとっておくから、家中がゴミだらけになるよ!と叱ることもしばしばありますが、その性格がこういった形で・・・。
何でもとっておくのは、決してよいことではないかもしれません。けれど、母は私たちが幼少の頃のものを捨てられず、物置にしまっておいたのかと思うと、その気持ちは同じ母親として痛いほど伝わりました。
お片付けをしたことにより、母への感謝の気持ちを確認することができたなんて、有難いことです。
でも、片付けないと入れるところがない!
お片づけはスッキリする
思い出は思い出として心の中にとっておくとして、やはり古い書籍は捨てることが賢明です。なぜなら本は湿っているものもあり、室内に保管するには衛生面でもよいとは思えません。けれど父の書籍は保管状態がよかったため、古書としての価値があるものは必要な方の手に渡るといいなあと思いネットストアに売ることにしました。
何だかスッキリ!
休日はお片づけ
物置の中から、どうしてもとっておきたいものだけをいくつかピックアップしました。
これはピクシー絵本。お出かけの時に持ち歩いて、乗り物の中で妹と一緒に読みました。
そして、その他のものは古紙として処分、またはネットショップへ。
物置のあった場所は、思いのほか広い空間となりました。
さて、これからここをどう使おう!
休日はお片付けであっという間に時間が過ぎていきました。しかも、
楽しかった!
今あることで楽しむ
これまで、休日の過ごし方をじっくりと考える機会もありませんでしたが、物置の撤去をして思い出したことがありました。
それは子どもたちがまだ小さかった頃の休日の過ごし方です。私は休日を自宅で過ごすようにしていました。平日は働いていましたので、休日は子どもたちと家で過ごそう、そう思っていたのです。その時にしていたこと、それこそが今、楽しめることなのかもしれません。
庭に小さな畑をつくって野菜を育てること。
小さな花壇でお花を育てること。
プランターでミニトマトを栽培したり、メダカを飼育したり・・。
簡単な洋服をつくったり、DIYをしたり・・。
どれも、少ないスペースでも自由にできて、何より時間経過がより幸せ度を増す楽しみです。
思いがけない休日の楽しみ方
台風がもたらしたダメージは、物置の撤去=お片付けという形でプラスの活動に早変わり。そういえば『禍福は糾える縄の如し』、『災い転じて福となる』ともいいますね。『けがの功名』も然りです。
休日の過ごし方を考えるとき、マイナス面ばかりに目が行きがちでしたが、物事をよい方向に捉えようとする気持ちは大切なことなのかもしれません。
さあ、来週末は物置撤去後の空間をどう使うか考えて作業をしましょう!平日の息抜きに、そのためのプランを考えよう!お家で過ごす来週末がとっても楽しみになりました。
こんな私の過ごし方を『休日の過ごし方』のひとつのヒントと思っていただけたらうれしいです。
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