おとなの絵本

おとなにおすすめ!児童書がおとなの心を癒すかも

大人向け絵本おすすめ

あなたが最近手にした書籍は、どのような書籍でしたか?大好きな歴史小説?読むたびに共感できる方の書いたエッセイ?

自分の好きなジャンルの書籍ばかりを読みがちですが、たまには違ったものを手にするのも楽しいものです。今回は『児童向けの書籍』の中から、おすすめをご紹介していきます。

児童向けの書籍

前回のコラムで『しかけ絵本』をおすすめしましたが、今回は児童向けの書籍をおとなの方に読んでもらいたいなあ・・と思いご紹介することにしました。

まずは、児童向けの書籍とは、一般的にどんなものを指すのかをお話していきますね。

おとなにおすすめの絵本

多くの方は何気なく『児童』という言葉を使われていると思いますが、この『児童』とは、法令区分によって何歳から何歳までを指すかが変わっています。

そもそもそれ自体が何だか変なので、『児童書』といわれたら、何歳~何歳向けの本なの?と返答に迷ってしまいそうです。

そこでここでは、『学校教育法』を基準に、『児童向け』は『小学生向け』の書籍ということとしてご紹介していきます。

次の項には、なぜ『児童』を『小学生』としたかという理由を記しました。必要のない方はとばして読んでくださいね。

児童は小学生とみるワケ

法令区分によって、児童の年齢が違っているとお話しましたが、学校教育法では、児童等の年齢区分は以下のようになります。

【学齢児童】

満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の始め~満12歳に達した日の属する学年の終わりまでの者

【学齢生徒】

小学校又は特別支援学校の小学部の課程を終了した日の翌日後における最初の学年の初め~満15歳に達した日の属する学年の終わりまでの者

簡単にいうと、

『児童』は『小学生』、『生徒』は『中学生』ということですね。

小学校の図書室にありそうな本から

多くの公立小学校では、学校図書館というよりも『図書室』と呼ばれる教室があります。図書館はなくても、小学校には必ず『図書室』があるのは、法律で定められているからです。

学校図書館法第三条学校で、『学校には学校図書館を設けなければならない』とされているのです。

大人向け絵本

この小学校の図書室に置かれる書籍等は、司書教諭と呼ばれる図書専門の教諭を中心に選ばれますが、司書教諭がいない学校も多くあり、その場合は、国語科を担当している教諭を中心に学校全体で図書を選定しています。

子どもの読書活動には、『子どもの読書活動の推進に関する法律』(平成十三年十二月十二日法律第百五十四号)というものが設置されていて、その第二条に、
『子ども(おおむね十八歳以下の者をいう。以下同じ。)の読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものであることにかんがみ、すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう、積極的にそのための環境の整備が推進されなければならない』という国の責務も示されています。

なんだかすごいですよね。

これらを言い換えると、児童向けの本は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていくための内容が書かれているということになります。

けれど、今更人生をより深く生きる力を身に付けるというのもどうなの?と思われるかもしれませんが、そうでもないのでは?と私は思っているのです。

子ども向け書籍をすすめるワケ

その理由は、ピュアな気持ちを思い出すため。

これまでに纏ったマイナスな感情や考えをリセットし、自分らしいしあわせ感で生きていくため。

今ここから、純真に今を楽しむため。

今もっているものを生かして足るを知るため。

おとなのための絵本おすすめ

児童向けの書籍には、自分の中にある『子どものような素直な心』を読み戻してくれる魔法のような言葉が詰まっています。

本当かな・・と思ったら、一度だけでも、短いものでよいので、手にとって読んでみてください。

それでもそう感じなかったら、こめんなさい。感性は人それぞれ。お役に立てずで申し訳ないです。

おすすめの書籍6選

子どもたちに読んであげたり、探したりする中で、私が好きだと感じた書籍をご紹介します。

いいなと感じたところを簡単にひとこと挙げておきますね。

動物の見ている世界

動物は私たちと同じ目線ではありません。当たり前だけれど気にしたことがないかも・・。身の回りにいる動物を見る目が変わる?

西の魔女が死んだ
少し長いお話ですが、あっという間に読むことができます。
西の魔女とは主人公のおばあちゃん。
きっとこんな素敵なおばあちゃんになりたいと思いますよ。
イソップ童話
『うさぎとかめ』や『王さまの耳はロバの耳』など、もう一度読んでおきたい名作は、なぜか心に響きます。

いやいやえん

お子さんに読み聞かせとして、何度も読んだ絵本かもしれません。

主人公しげるくん以外の登場人物の台詞がチャーミング。気持ちがトゲトゲした時は、ちこちゃんやおおかみ、おにの子どもに癒されるかも。

 

モモ

不朽の名作『モモ』は、忙しくて嫌だな・・と感じたときに大切なことを思い出させてくれます。

 

星座と神話のおはなし

夜空を見上げるのは好きですか?星座にまつわる神話を知ると、見える星がより光り輝いてみえるかもしれません。

まとめ

児童向けの書籍はたくさんあり、最近人気の作家さんの書籍も魅力的なものばかりです。

今はあまり児童書のコーナーに足を運ぶ機会も少ないかもしれませんが、予想外にワクワクするかもしれません。

人は変わるということに不安を抱きやすいので、『定番』『いつもの』『安定感』といったものを好む傾向にありますが、普段と少し違うことは刺激になり、自分を元気にしてくれることもあります。

子どもたちは、新しいものが大好きですよね!

あの感覚を取り戻したいものです。

大きな変化はためらうと思いますが、いつもと少し違う本をを読んでみるだけでも、自分の中の何かが少し動きますよ。

プロフィール

執筆と挿絵:rico

小学生の頃から絵本作家になりたかったけれど、絵本作家ではなく小学校の先生になりました。

たくさんの本を子どもたちに読み聞かせしていく中で、気がついたあれこれ。

おとなのための絵本を描いてみたくなりました。