横浜美術館|20代の頃の自分を思い出す場所
横浜美術館で現在開催中の生誕150年没後80年記念『原三渓の美術』。
ひとりでお出かけしてきました。
『ひとりでお出かけ・横浜三渓園』でご紹介しましたが、9月1日(日)までの開催です。
桜木町駅に着いてのこと
久しぶりに桜木町に行きました。
(ここ、すきな場所なんだよね・・・。)
(入場チケット)
今回は自宅最寄駅から電車で行きました。
京浜東北線は頻繁に来るので、昼間の時間帯はわりと空いています。
横浜で乗り替えて1駅。
一駅なのに座って、座ったかと思ったら到着しました。
駅からは野毛方面とみなとみらい方面で出口がちがいます。
何度行っても、
(どっちだっけ?)
とあたふたするのは、おばさん的です。
案の定、私は最初に左に向かいました。
(ちがう、ちがう・・)
こんなことにならないように、もっと頻繁にみなとみらいへ行った方がいい‼
そのとき、そう思いましたよ。
記憶の引き出しは、かなり目いっぱいになっているのだから、こういうことは、からだに刷り込ませておいた方がいいんじゃないかと思いました。
50代女性にとってのノスタルジー
みなとみらいの観覧車ができたのはいつだったか覚えていますか?
そもそも、あの観覧車の正式名称が『コスモクロック21』だということも私はすっかり忘れていました。
この観覧車『コスモクロック21』は1989年(平成元年)に開催された『横浜博覧会』のアトラクションとしてつくられたもの。
このころに大学生だったり、働き始めたばかりだったりした20代だった方は、今の50代に当たるでしょう。
『横浜博覧会』『コスモクロック21』そう聞いただけでも懐かしい気持ちが沸き起こりますね。
当時『コスモクロック21』は、みなとみらい23街区に設置されていて、『コスモワールド子供共和国』のアトラクションだったんですよ。
本当は博覧会終了と同時に終わる予定だった『コスモクロック21』は、博覧会の一番人気だったので、博覧会終了後も運営されることになりました。
その後周辺にクイーンズスクエアなどが建設されたことから、1997年にいったん解体されて、1999年に現在の場所に移転され再運営。
現在に至っています。
さてさて。
あなたは、どの場所にあった『コスモクロック21』に乗りましたか?
どんな場面が思い浮かんだでしょう。
どんな気持ちになりましたか?
50代女性におすすめ|桜木町~横浜美術館までのルート
雨は足元が濡れるし、風も目を開けていられないからイヤ。日に焼けるなんてありえない。
そんな私と同じように感じる50代の女性におすすめなルートです。
みなとみらい方面(北改札口)に出たら、『CIAL桜木町』に入りましょう。
私の好きなショップ『北野エース』やお惣菜屋さんがあります。帰りに買っていきたいものがあるかもしれないので、下見をしておきます。
モールを出たら『コレットマーレ』へ入ります。
ここで少しだけ外に出ますが、少しなのでガマンです。
『コレットマーレ』の2階から『動く歩道』へ。
『コレットマーレ』内ではエスカレーターに乗りながら店内を下見。
何か発見したら帰りにゆっくりとみましょうね。
『動く歩道』乗り継いで、ランドマークタワーモール(タワー棟ではない、お店がある方)の中を通っていきます。ウィンドショッピングを楽しんでね。
ほどなくすると左側にマクドナルドがありますので、出口エスカレーターを下り左折。
右がMARK IS(マークイズ)、そして左が横浜美術館です!
(雨が降っていたので、画像が暗くてごめんなさい)
ちなみに、ランドマークタワーは、この出口でおしまい。
その先の棟はクイーンズスクエアですよ。
自分の好きな場所
私は横浜美術館が大好き。
美術に明るいというわけではないので、横浜美術館にあるコレクションがよいとか、そういったことが「好き」の理由ではありません。
私が好きなのは、横浜美術館の雰囲気。
正面からの眺めや建物のかたち。
そして、広々とした美術館の正面広場に流れる空気感。
そういったものに清々しさやピュアな気配を感じるんです。
もしかすると、20代のころの感覚も脳内で感じているのかもしれません。
みなさんにもきっと「自分の好きな空間」があることでしょう。
私はみなとみらいに行くと、ユーミンの『メトロポリスの片隅で』のメロディが心の中に流れます。
歌詞の中に
「わたしは夢見るシングルガール」
とあるけれど、私も夢をみていたのかなあ・・・。
『メトロポリスの片隅で』は、1985年のアルバム『DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)』に収録されていますよ。
1985年。
あなたは何をして、何を想っていましたか?
『原三渓』のコレクションに圧巻
さて、さて。横浜美術館で開催の『原三渓の美術』。
平日のお昼の時間帯だというのに、チケット売り場に列ができていました。
これにはちょっとビックリ!
けれど、その列にも納得の美術品の数々。
これは観たいと思うよね・・、と圧巻のコレクション数でした。
(今回の展示パンフレットの内側)
私なんて、
(三渓園の襖絵もみることができるのかな?)
なんていう失礼な考えで行ったのですが、けた外れの作品の数でしたよ。
作品は150以上も国宝も
展示替リストをいただいて、その展示品をみると驚きの数。
150以上もの作品が展示されていました。
今回の展覧会のチラシの表面は国宝の『孔雀明王像』です。
美術館の前に出ていた案内板もこの『孔雀明王像』。
期間限定で展示されていたので、私が行った日には展示がなく残念でした。
館内は撮影禁止なので、画像でご紹介できませんが、たくさんの素晴らしい作品を観ることができて本当によかったです。
私のおすすめの「音声ガイド」を使っていらっしゃる方もたくさんいました。
美術館はひとりお出かけがおすすめのワケ
美術館は気兼ねなく自由に回ることができるひとりお出かけがおすすめだとお話してきましたが、そのほかにも「ひとり」の方がよい理由があります。
それは、気分に合わせて「寄り道」ができること。
そのときの気分ですきな場所に行くことができます。
晴れていたら、ベイクウォーターを抜けて横浜駅まで歩いて帰るのですが、この日は土砂降りだったので、電車で横浜まで戻りました。
そして、しっかりと「寄り道」をしましたよ。
今回は『タピオカ』。前々から興味があったのですが、いつも並んでいて・・・。
けれど、この日は土砂降り強風だったせいか、人も少ない感じ。
なので・・・、
そごう横浜店のタピオカ専門店『TEA18(ティーエイティーン)』に寄ってきました。
タピオカ専門店『TEA18』も休日はたくさんの人が並んでいるけれど、この日は10人くらいしか並んでいませんでした。
チャンス‼
私は「ほうじ茶ミルク」にしました。
このお店は「タピオカ無料」って書いてあって、タピオカを入れないという選択もできるみたいです。
そのほか、
「甘さはどうしますか?」
とも聞いてくれました。
とっさのことで、よく考える間もなく
「普通でお願いします」
と言いいました。
でも、少な目がよかったなあ・・・。
急に聞かれると焦ってしまう私。
お茶を丁寧に入れているという感じで、ほうじ茶の香りがシッカリとします。
少しだけ残念だったのは、お店の方がシェイクしてしまうこと。
ミルクとほうじ茶の層がなくなってから渡されるので、「茶色い飲み物」になってしまいました。
あの層になっている部分がきれいで、味も層によってちがうから、私はそこが好きなんだけどなあ・・・。
でも、とてもおいしくいただきました。
タピオカは柔らかめだと感じました。
この後、富沢商店によって『ブラックタピオカ』と『波照間島の黒糖』『ペペロンチーノ(スパイス)』も購入。
明日、ブラックタピオカを茹でて『黒糖ミルクタピオカ』をつくろっと。
美術館のあとのこんなお楽しみをカスタマイズできるのは、『ひとりでお出かけ』ならではですよね。
そごう横浜店の富沢商店の商品には、よくお世話になっていて、たくさんの製菓材料やパンの材料がそろいます。富沢商店はオンライン商店もありますので、お出かけ予定がないときは、こちらからも購入しています。
持って帰ることを考えたらオンラインショップはすごく有り難いですね!
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パン・お菓子作りの材料・器具専門店【TOMIZ(富澤商店)】