普段着はリラックススタイルで過ごす

秋冬物を考える時期が急にやってきましたね。
最近の気候は四季ではなく二季なのかと思う私です。
昨日のコラムが好評だったので、今回は『リラックススタイル』について詳しくご紹介していこうと思います。
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カジュアルとはどんな感じ?

『カジュアル』とは、デジタル大辞林(小学館)によると以下のように記されています。
『格式ばらず、くつろいでいるさま。特に気軽な服装のさま』
その『気軽な服装』とはどのような服装でしょうか。
あらためて考えてみると意外と難しいですよね。
最近では、結婚式や就活の面接などでも「カジュアルな服装」での参加を求められることが多く、それはそれで悩むこともあります。
教育現場を例に考えてみると、入学式・卒業式は正装なのでスーツ。
その他はオフィスカジュアルという感じでしょうか。
このことから考えてみると、結婚式や面談で求められる『カジュアル』とランチやショッピングなどのときに着るお出かけ着の『カジュアル』には少し違いがあるようです。
今回は、お買い物などに行くとき、オフタイムのカジュアルスタイルについてのお話です。
さて、突然何?って思われるかもしれませんが、まずは『小学校理科』の学習内容からお話させてください。
6年生理科のお話

小学6年生の理科には『生物と環境』という単元があり、学習内容には次のようなものがあります。
『生物と環境について、動物や植物の生活を観察したり資料を活用したりする中で、生物と環境の関わりに着目して、それらを多面的に調べる活動を通して、次の事項を身に付けることはできるよう指導する』
ア 次のことを理解するとともに、観察、実験などに関する技能を身に付けること。
(ア)生物は、水及び空気を通して周囲の環境と関わって生きていること。
(イ)生物の間には、食う食われるという関係があること。
(ウ)人は、環境と関わり、工夫して生活していること。
イ 生物と環境について追及していく中で、生物と環境との関わりについて、より妥当な考えをつくりだし、表現すること。

小学生にずいぶんと難しい内容だと感じますよね。
確かにとらえる観点は難しいのですが、大切なのは「気付き」や「経験」です。
詳しく追及することまでは小学生では触れていません。
しかし50代女性の私たちは、ここで少し考えなくてはなりません。
それは上記(ウ)について。
天然素材のよさを再確認してみよう
私たちは普段、環境と関わりながらいろいろな工夫をして生活していますよね。
気候や生活スタイルに合わせて、衣服を考えることもそのひとつです。
暑ければ薄着に、寒ければ重ね着をするというように、日常何気なくしていることなので、あまり意識はしていないかもしれません。
さて、ここで少し思い出してみてください。

子どものころ、肌着は綿100%のものではなかったでしょうか。
お母さんが、
「綿は汗を吸い取るんだよ」
と言っていた記憶はありませんか?
寒い日は「タイツ」を履かせられたり、真冬には毛糸のハイネックセーターを着るように言われましたよね。
みんなが同じような服装をしていました。
今でも「綿の肌着」や「タイツ」「ハイネックセーター」はありますが、素材がいろいろと改良されて種類が豊富になりました。
もちろん新素材にも魅力があり、それはそれで大いに活用しています。
けれど、いつまでも変わらずに使われている「綿」「麻」といった天然素材の衣服は、やはりとても魅力があり、人に優しく、そして環境にも優しい素材だということを再確認することも大切です。
新素材が開発されてもなお、廃れることのない「綿」や「麻」には、それだけの「よさ」「価値」があるからだと思いませんか?
綿麻素材のメリットとデメリット
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これからの季節は麻100%素材では少し涼しすぎるので、綿麻(コットンリネン)素材に注目したいところです。そこで、綿麻素材のメリットとデメリットを挙げてみますね。
メリット
吸湿性が高いため汗をよく吸い取る
静電気が起きにくい
肌に当たった感じが優しい
夏は涼しく冬は温かい
リネンに含まれる成分「ペクチン」の作用で汚れが付きにくく落ちやすい
デメリット
やや乾きにくい
しわになりやすい
綿や麻を使った天然素材のワンピース
『学びポイント』を意識したところで、綿麻素材で作られているワンピースをご紹介していきますね。
ナチュラルセンスの洋服はコットン、コットンリネン、ダブルガーゼなど自然素材のものがほとんど。
コーディネートの参考にもなるのでぜひ公式サイトも観てくださいね!
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2019年10月16日
現在、カーキブラウン、ネイビー、ブラックは10月23日以降の発送予定です。
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こちらのコラムでご紹介したワンピースもかわいいですよ。
【50代女性おすすめ】秋冬のファッションは自分の好きな服を!

執筆と挿絵:rico
小学生の頃から絵本作家になりたかったけれど、絵本作家ではなく小学校の先生になりました。
たくさんの本を子どもたちに読み聞かせしていく中で、気がついたあれこれ。
おとなのための絵本を描いてみたくなりました。